ゆらぎと眠り&音空ハーブウォーター

二宮町在住。来年には➡改め、来月中にはハーブウォーターをお披露目、販売します。ゆらぎと眠りのセラピスト浅沼瞳の音空(おとそら)ハーブ畑観察日記と暮らしのブログ。

風のとおり道

hotomo92015-11-27

真鶴は風の通り道。毎日、毎瞬が風の日。風が記憶の情報を運んでくる。

その風がひとたび顔に吹かれると、まるで鳥になってしまうような風。
その風がすきまを通りぬけていくと、まるで草木や葉になってしまうような風。


半島の先にある御林の香りはグラデーションで色彩豊かにやってくる。
香りの記憶をたどってたどって。道なき林道も照葉樹が道標。


御林をぬけると海岸へ。
白波の立つ海と強い風、冴えた晴天が碧い島をもたらします。




音の周波数には意味があるというより、それぞれの記憶にふれる導きのようなものがあるのだろう。

言葉には記憶が含まれるから、言葉にふれる時は音の記憶をたどるように聴いたりする。

聴こえないふるえを現すために、聴こえる音にする。

音のふるえの導きは、空の大気のふるえが碧い島をもたらしてくれたように、瞑想の質をもたらしてくれる。


1人1人に今、何が起こり、それに気づき、
全体のさらにぜんたいの空っぽにいると、静かな創造性が生まれだす。

その創造性はのりきっていく力となり、新しさをみつける力になってゆく。

創造性が身体を造り、そこからあふれだす揺らぎとふるえは、見えなくとも、聴こえなくとも、記憶を含んだ色を帯び、記憶を含んだ音となる。




そうすると
みえてくる




星の記憶も風の記憶も見えないままみえてくるし、やってくる。