2017-01-01から1年間の記事一覧
暮らしていくにはどうするかを考え、ネジのゆるい脳みそを精一杯回転させ、奮闘に奮闘を重ねたこの2、3年。今年は特に、暮らしのしくみを調えるひとめぐりとなりました。 お客さんの95%は舞台で表現する方々。そのプロとしての意識の高さに引っ張られ、…
駅へ向かう川沿いに、大きな大きな銀杏の木がある。 すっぽりと抱きしめてくれているかのような丸い形をしていて、この木が銀杏だと気付いたのは夏の始め頃。大きな木だな、と思ってはいたけれど、駅へ向かう時は大抵少し急ぎ足だからそのまま通り過ぎていて…
つづき➡ 本気のレインコートと長靴を履き、風雨に巻き込まれながらも意気揚々とした足取りで「フィオーレの森」に到着。全ての写真がピンぼけていてお見せできないのが残念ですが、 「森のスタジオ」に入れば、雨が降っていようと(きっと雪が降っていても)あ…
私の住まいの前には、選挙立候補者掲示板がある。 ここ数日、その前を通りすぎては浮かんでくる映像がある。 それは、里山で見たバッタ(もしくはカマキリ)が蜘蛛の巣にひっかかり、主であるクモにきゅるきゅると糸を巻かれていく場面。捕獲された後のバッタ…
ヨガインストラクターのさちこさんと再びふたたびのイベントです。さちこさんのblog➡ http://yogaconejo.tumblr.com/ 「結色音(ゆいろん)」は心と身体をヨガと音で繋げ、さらにチャクラに関連する色のエネルギーを合わせ、意識を拡げていくワークイベントで…
住まいが二宮に移り、まずお話したいのは、海岸の石ころと菩提樹のこと。袖ヶ浦海岸は、あまり波立たない地形なのか、ほとんどが凪いでいる波。その小さく寄せては返す波のおかげで海岸の石ころは丸々としている。しかもその石ころの中には「花こう岩」とい…
言葉にしたい、何か話したい。 言葉に表せなくても 描きたい、創りたい。の特徴は どこか別の所、次の段階、新しい場所を目指す事ではなく、 それ自体に刻み込まれている着地点をめざしていくセッションです。聞こえていなくても存在している波形をキャッチ…
さっちゃん(姉)がお嫁さんになった。 さっちゃんと健介さんの 30年後となるかもしれない2人の姿も 向かい側にずーっとあった。
琴ヶ浜に着きました。琴ヶ浜は岩場の狭間にあるダイビングスポットです。水がきれいで海底までみえます。 サッと隠れるカニやヤドカリ。形がそのまま残っている貝なんかがよく見つかります。岩に波があたるとカポンカポンと、竹を鳴らしたような音がします。…
敬愛する友人のちゃまが、これからは「会いたい人にいつでも会える人生になるように」と言っていたことを思い出しました。おそらく彼女から発せられたこの言葉は、時間やお金の自由がきいて、いつでもどこへでもフットワークの軽い人生というより、何かしら…
真鶴はアップダウンの地形です。 散歩、ではなく、ベーシックがハイキングとなるので、 いつも意を決して周遊をスタートします。 まずは岩海岸へと向かいます。 その道すがら学校帰りの男の子たちが蛇の脱け殻でやいのやいのと楽しそうに円陣を組んでいます…
4月いっぱいをもちまして、セッションをお休みさせて頂いています。 このブログでのお知らせを見て再訪して下さった方々、今回お会いすることが出来なくとも連絡を下さった方、心を投げかけて応援してくれた方、今見て知った方……… 丸ごとひっくるめてありが…
渡辺茂男さん 作 高良真木さん 画 「ふしぎな おはなし」という絵本がある。1ページめでは「これは富士山かな」とか、口に出して言える余裕があって 2ページめでは「…… 」もう止まった。 見かねたりんちゃんが「貸そうか?」と言ってくれたほど、止まった…
祖母の納骨までが整い、今までよりもだいぶ落ち着いた、という状態。 私にとってのごほうびとは、このスペースのこと。言葉のないスペースに、いつか取り出すであろう言葉を言葉にしないまま保存しておき、自然発生してきたら表すということ。 このスペース…
この土地名物と言っていいほどの強い東風が吹きはじめた。 春節。 おばあちゃんは風の中に消えていった。 年末に脳梗塞がおこり、向かった時には山場を超え穏やかに眠っていた。呼びかけたり、少しむくんだ手を握ったり振ったりしても呼吸は落ち着いていて、…
晦(つごもり)明け旧正月。 いよいよ太陽と足並みが揃いはじめました。 一昨日あたりから春の風と春の空。 もうすぐ立春。 先日いらしたお客様はとても暦の歴史に詳しい方で、特に渋川春海さんのお話がおもしろく、あっという間に私の好奇心がぱあっと動き、…