ゆらぎと眠り&音空ハーブウォーター

二宮町在住。来年には➡改め、来月中にはハーブウォーターをお披露目、販売します。ゆらぎと眠りのセラピスト浅沼瞳の音空(おとそら)ハーブ畑観察日記と暮らしのブログ。

月隠り

晦(つごもり)明け旧正月
いよいよ太陽と足並みが揃いはじめました。
一昨日あたりから春の風と春の空。
もうすぐ立春


先日いらしたお客様はとても暦の歴史に詳しい方で、特に渋川春海さんのお話がおもしろく、あっという間に私の好奇心がぱあっと動き、お話に熱が込もってしまいました。
私は月の雑学といいますか、物理学的なお話をサラッとしまして、なぜ地球から月がはなれていっているのか、という潮汐力のお話ですとか、今、月の自転周期は約29.5日ではないですよ、とか、そういうお話に興味を持ってくださったので、ついつい長々と話し込み、とはいえ実りのあるひと時となりました。

その月と暦の一日を過ごし、ふと周りに意識が向かい感じたことは、私のまわりにいる人々が変化した、ということでした。
近しい人が遠くなったり、音信不通と言っていい方にぐんっと軌道変化があったり、もう一方では新たな出会いもあり。


今私の現状は明るいものだけではなく、ひるんだり、くさくさしたり、すねたり、それこそ八つ当たりですね、それは!と大忙し。
失っていくであろうものや、これからやってくるのかも分からないものと折り合いをつけ、薄れていくことをあえて表さず、とどめようとする。
それでも、そういう寂しさもそのまま滋養として、生きている、と、立ち戻る。
身体の構成要素が順調で、多少の問題があっても、寝て、起きて、動いていけて、西の空に光を放つ金星を見つけ、わたしの位置を再確認。記憶の粒が、また、動きはじめる。



今年の年明けはいつもより静かに幕開けをしました。