ごちゃまぜキッチン。

畑を始めてからのキッチンはごちゃまぜキッチン。

以前は、施術のお客さんが来る度に片づけるのが億劫で。それなら、使った後に、すぐしまう。を実行していた。やっぱりそれは楽だった。追い立てられないし、掃除もスムース。

しかしながら、畑をスタートさせたらそうは言っていられない。朝ごはんは食べるけれど、チャッチャッと手早く作りたい。がっつり体を動かすし、腹八分目が動きやすい。お昼に帰ってきたら、お昼ごはん。炒めものや麺類が多い。朝のおかずと合わせてしっかり食べる。夜ごはんの食材
がなかったら、お昼休憩も兼ねてこの時買い出しに行く。夕暮れ、暗くなってきて、きりのいいところで作業終了。その頃には大抵お腹ペコペコ。「ごはんのおかずは何にしようかなあ」。と作業中に考え出す。夕ごはん、夜ごはんはのんびり作る。煮物にしたり、常備菜になるものとかの2、3日持つものと、すぐいただくおかずと。

今までとそんなに変わらないけれど、リズムがある。お鍋やザル、よく使う道具は、吊り下げたり、出しておいたりした方が作りやすいし、ハナウタ混じりで動きやすい。片づける前提、ではなく、暮らしがグッと身近になった気がする。

そしてお客さんも、のんびりしてゆく。何が変わったかは分からないけれど、なんか変わりましたよね、といった雰囲気。

思いがけず、ごちゃまぜキッチンのキッチンマジック。