手をそだてる
最寄りのコンビニエンスストアに、ニーノとミーヤのTシャツが販売されていて(ニーノとミーヤは二宮町のPRキャラクター)
ライトグレーの生地にブルーのラインでニーノとミーヤが描かれたTシャツは町中を歩くにはちょっと勇気が必要だけれど、部屋着なら...と、その棚の前を通る度に着たい衝動にかられてしまう今日この頃。いかがお過ごしですか。
ボディケアの研修を修了し、今月から店舗での施術をスタート。来月にはリフレクソロジー研修へ行ってきます。
店舗に出る前になっくさんにレクチャーいただき、あれよあれよとはてなマークだったあれこれが解消され、身体に染み込ませている今日この頃でもあります。
なっくさんや講師の方々が仰っていたように、ボディワークは手の感覚がとっても大切。人体模型じゃなく、ひとりひとり身体は違うから、そこにあるものが少しずれていたり、あるけれど見つけにくいところにあったりする。そこに触れていくのがボディケアですよ、と。
そこで、なっくさんが教えてくれた手のそだてかたをご紹介します。
1「両手をすり合わせて、そうするとこうなるでしょ。で、手をはなしていって...ね、こうなって、ほら、ね。これとっても大切」
2「これも大切。手の指一本一本で指の側面にふれて皮膚の感じとか骨の形とか...こうしてこう沿わせて指の腹をこうして。全部の指でもね」
3「これもだよ。指の腹と腹をチョンチョンチョンチョンチョンって。できるようになってきたら、もっとこんな風にチョンチョンチョンチョンチョンって。で、陶器のカップとガラスのコップをふれた感じ。全然ちがうでしょ」
んー。私の文章力のとぼしさって言うんでしょうか。伝えたい10%くらいしか、いや、15%くらいは伝わっていると思いたい。
ともかく!この手のそだてかたを毎日していましたら心のありかたも落ちついてきて、手にバネがついて厚みもついて、いい感じにそだってきています。そして何より、この手でひとりひとり個性ある身体を施術していることが、ぐんぐんと私の先を越して手をそだててくれている実感。
心は何を感じて何に触れようとしているんだろう、といつも思う。でも、やっぱりわかるのはかけらだけで、そんな時は身体を動かしてみる。そうしてついてくるもの、現れてくるものが現実。そういう現れ方をした現実のほとんどは、見ようとしていたものがかすむくらいハッとさせられたり、ドキドキしたり、穏やかになったり、小さくなったり大きくなったりする。その真実の今を味わった頃にはもう、心は何かに広がりだす。そのくりかえし。
数日前から、何年か前にブログにアップしたアインシュタインの手紙を思い出していたところ。改めて読んでみると、思いがけず鼻から息がもれました。
にじみ、かすみ、ゆがみ、ゆらぎが発端。
また、もう一度ここにのせておこう。
〈アインシュタインの秘められた手紙〉
http://d.hatena.ne.jp/hotomo9/touch/20150716/1437040781